## テザー、KPMGと初の完全監査契約 USDT準備金1,850億ドルの透明性にメス
ステーブルコイン最大手テザーが、発行するUSDTの準備金について、初めてビッグ4会計事務所による完全監査を実施する。これまで四半期ごとの資産証明（アテステーション）に留まっていた透明性への取り組みが、財務報告体制や内部統制を含む包括的な監査へと一気に格上げされる。監査対象となるのは、約1,850億ドルに上るUSDTの裏付け資産だ。

監査を担うのはKPMG。テザーがビッグ4と正式な監査契約を結ぶのは今回が初めてとなる。金融時報（Financial Times）が27日に報じたこの動きは、同社が長年批判されてきた準備金の透明性問題に、外部の大手監査法人を本格導入することで正面から応える姿勢を示した。これにより、資産・負債の詳細から財務報告プロセスに至るまで、独立した専門家による検証が行われる。

この監査実施は、米国での事業展開を視野に入れた戦略的な動きと見られる。規制当局や市場参加者からの信頼獲得が急務となる中、業界最高水準の監査基準を適用することで、従来のアテステーションを超える説明責任を果たそうとしている。ステーブルコイン市場の基盤を揺るがす可能性のある信頼リスクへの対応が、新たな段階に入った。
---
- **Source**: CoinPost
- **Sector**: The Vault
- **Tags**: 仮想通貨, ステーブルコイン, 監査, KPMG, 規制対応
- **Credibility**: unverified
- **Published**: 2026-03-27 06:39:45
- **ID**: 36962
- **URL**: https://whisperx.ai/ja/intel/36962