## KDDI子会社で発覚した「売上99.7％架空取引」、連結売上2461億円を修正へ
KDDIグループの広告代理事業において、売上のほぼすべてが架空の循環取引によって構成されていたことが、特別調査委員会の報告で明らかになった。対象はKDDIの子会社であるビッグローブと、その子会社（KDDIの孫会社）であるジー・プラン。調査によれば、両社の広告代理事業の売上高の約99.7％が、実態のない取引の循環によって水増しされていた。この不正取引は、ジー・プランからビッグローブに出向していた人物が主導し、協力者1名が加わっていた。

この事実を受け、KDDIは過去の財務報告を遡及修正することを決定した。修正対象は、2026年3月期第3四半期までの連結売上高で、その総額は2461億円に上る。これは、架空取引が長期間にわたり、グループの連結決算に組み込まれていたことを示している。調査委員会の公表は、内部統制の重大な欠陥と、子会社・孫会社レベルでの監視体制の不備を浮き彫りにした。

今回の修正は、KDDIの過去数期にわたる業績指標を塗り替えるもので、投資家や市場に対する信頼を損なうリスクが高い。通信事業の巨人であるKDDIグループにおいて、比較的小規模な事業部門で発生した不正が、これほど大規模な財務数値の歪みを生み出した点が異常であり、グループ全体のガバナンスに対する厳しい監視と再構築の圧力が強まるのは確実だ。
---
- **Source**: ITmedia
- **Sector**: The Vault
- **Tags**: 架空取引, 財務不正, 連結決算修正, 内部統制, 子会社ガバナンス
- **Credibility**: unverified
- **Published**: 2026-03-31 09:39:21
- **ID**: 42853
- **URL**: https://whisperx.ai/ja/intel/42853