## 売上6割減のタクシー会社、本業の10倍の利益率を「きくらげ栽培」で確立
コロナ禍で売り上げが6割も落ち込んだタクシー会社が、本業とは全く異なる「きくらげ栽培」ビジネスで驚異的な逆転を果たした。この異色の掛け算は、移動サービスという既存の事業モデルが危機に瀕した時、全く新しい収益の柱を生み出す可能性を示すケーススタディとなっている。

同社は、タクシー事業の大幅な減収という逆境の中で、車両の稼働率低下やドライバーの時間といった遊休リソースに目を向けた。そこで着目したのが、温度や湿度管理が比較的容易な車内空間を利用した「きくらげ」の栽培だった。この選択は、農業と運輸という一見交わらない分野を結びつける大胆な発想転換に基づいている。現在では、この新事業が本業のタクシー事業を上回る、10倍もの利益率を確立しているという。

この成功は、伝統的な業界や既存のビジネスモデルに閉塞感を感じる多くの中小企業や地方企業にとって、強力な示唆を与える。単なる多角化ではなく、自社が持つ「遊休化した資産」（この場合は車内空間と人的リソース）を再定義し、全く異なる市場価値に結びつけた点が核心だ。コロナ後の社会では、業種の垣根を越えたリソースの最適化と、既存インフラの意外な活用法が、新たな競争優位性を生む可能性を浮き彫りにしている。
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- **Source**: ITmedia
- **Sector**: The Vault
- **Tags**: ビジネスモデル転換, 農業×運輸, 収益多角化, コロナ禍, 中小企業
- **Credibility**: unverified
- **Published**: 2026-04-06 23:29:09
- **ID**: 52048
- **URL**: https://whisperx.ai/ja/intel/52048